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【対談】弁護士等専門家の活用について

井上弁護士(以下「井上」):これまでのお話を聞いていますと、例えば、第1の問題である事前のルール作りについては、過去の裁判例を集積・分析することが大切だということが分かりましたが、これは学校法人や教育機関で対処することは困難ではないでしょうか。

湊弁護士(以下「湊」):恐らくそうだと思います。先ほども説明しましたように、私のこれまでの経験上、相談に持ち込まれた時点ではもうどうにもならない案件や、解決はできるけれども膨大な時間と費用がかかる案件というのは結構あるのです。

難航するルール作り

:もし、学校法人や教育機関の内部で、過去の裁判例を集積・検討してルール作りがきちんとできるのであれば、そんな事態にもならないのだろうと考えますと、 学校法人・教育機関内部で対応・解決を図り、正しく、そして明確なルール作りをするのは実際問題相当困難なのだろうと思いますね。

事実調査のポイント

井上:第2の問題である事実調査については、大切さやその方法について、私も様々の書籍等で自分なりに勉強していますが、何かポイントというか、秘訣のようなものはあるのでしょうか。

:事実調査、特に事情聴取というのは、人から話を聞き出す作業です。聞き出す内容というのは、場合によっては、その人にとって最も話したくない内容かもしれませんが、しかし、話したがらないから終わりにしてよいはずはありません。その場合、まず大切なのは、相手方の信頼を得ることですね。その人にとって有利になることも不利になることも合わせ聞く姿勢です。

また、相手と話してゆく中で、その人の性格といいますか、人柄のようなものを探ることも大切です。こういう聴き方をすれば話してくれるけれども、こういう聴き方では駄目だということが人によって違いますので、時間をかけ、相手をよく見ながら、最も適切な聴き方を考えてゆく作業が必要です。

有益な証拠を見極める力

:事実調査は、事情聴取だけで終わるのではなく、客観的な裏付けを得ることが大切ですが、その際、留意すべきことは、どこに有益な証拠があるのかを見極める能力が大切だということです。

弁護士であれば法律知識は誰でもある程度持っていますが、それを裏付ける証拠が見つけられなければ、どんな立派な法律論も机上の空論です。

どこに証拠がありそうか、どういう調査をすれば有力な証拠が見つかりそうか、それを見抜く能力が大切だということです。また、証拠の活用方法を見極める能力も重要です。ある証拠を見つけた時にどういう使い方をすればその証拠としての価値が高まるのか、証拠の活用方法を考える能力です。せっかく有益な証拠を見つけたのに、その使い方が分からなければ、証拠は無価値になってしまいます。

私は、日頃からこういった点に気をつけるようにしていますね。

学校法人の案件を数多く扱った経験豊富な弁護士に相談することの意味

井上:なるほど。知識だけではなくて、学校法人や教育機関の案件を扱った経験が物を言うわけですね。湊先生のように数多くの案件を担当された経験があれば安心ですね(笑)。

:井上さん、まだ事務所に入って日が浅いのに上手ですね(笑)。

学校問題について経験豊富な弁護士と連携をとることについて

:学校法人・教育機関の経営に携わる皆様は、教育・指導というものに対して、大げさではなく命をかけておられる方々ばかりだと思いますし、その使命は本当に尊いものだと思います。その使命を十二分に果たされるためには、数々の問題を弁護士とともに乗り越えていくことが大切だと本当に思います。

是非、学校問題の経験豊富な弁護士と連携を密にして、一緒に進んでいくことをおすすめします。