【解決事例】退任取締役の未払役員報酬全額の支払いを認める判決を獲得した事例
タイトル..
業種
飲食業
企業規模
3~5名(非上場企業)
相談者
退任した元取締役
依頼前の状況
取締役を退任後、未払の役員報酬が支払われないため、自ら会社と交渉したものの、奏功せず、相談に至った。
解決までの流れ
会社と交渉を行うものの支払いを受けることができなかったため、役員報酬の支払いを求め訴訟提起。会社側は、取締役との間で役員報酬の支払いを免除する合意が存在することや、会社の取締役に対する任務懈怠に基づく損害賠償請求権との相殺を主張したが、全て退けられた。
解決のポイント
会社側が主張した役員報酬の支払い免除の合意や、任務懈怠に基づく損害賠償請求権の成立の有無について、過去事例を踏まえ詳細に分析したこと。
解決するまで要した期間
約2年間
弁護士からのコメント
未払役員報酬の請求にあたっては、報酬請求権の発生の有無、報酬が未払いとなっている経緯、予想される会社の反論を踏まえて、総合的な検討が不可欠であると考えています。
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